「ワークリフォームサーベイ」は、日本を含む先進諸国での研究を数千件集め、
そこから従来から言われてきた仮説（例えばエンゲージメントと離職の関係など）を定量的に検証し、従業員や組織のメンタル状況を構造モデル化した世界初のサーベイです。
組織心理学の最新理論と世界規模での研究分析に裏付けられ、エビデンスの精度が圧倒的に高いことが特徴です。

医療や創薬の分野で一般的な、複数の独自の研究データから、その効果を客観的に検証する方法です。
従来、人文系の研究（経営学や心理学を含む）は定性的な仮説を論ずるばかりの研究で、
その仮説が本当に正しいかどうか、定量的にデータで検証されることはほとんどありませんでした。
日本を含め先進諸国の職場のメンタルヘルスに関する数千件におよぶ分析データを持つ調査研究をメタアナリシスすると、
従来信じられていたことを覆す結果が多数見られました。
中でも、エンゲージメントの過度な向上は却って生産性を落とし、離職者が減らないということが解りました。
このように、複数の独自の調査研究からデータによる定量的な検証を行うことがメタアナリシスです。